01. Silence of Metal

金属は、言葉を持たない。
冷たく、硬く、ただそこに存在する物質である。
しかし、旋盤で削り出され、人の肌の体温を知ったとき、それは初めて「意味」を持つ。

私たちが扱うのは、ステンレススチールやチタンといった工業用素材だ。
これらは本来、ビルの構造体や航空機の部品として使われる。
その圧倒的な強度を、華奢な首や手首に纏わせるという背徳。
そのコントラストこそが、我々の美学の原点である。

Raw Material

02. The Artisan's Vow

0.01mmの誤差も許さない。
拘束具において、精度の欠如は「痛み」ではなく「不快」を生む。
我々が目指すのは、装着していることを忘れるほどの密着感と、
ふとした瞬間に感じる「逃れられない」という重みの共存だ。

旋盤の刃物が金属を削る音は、あなたとパートナーの
永遠の誓いを刻む音でもある。
すべてのエッジは手作業で丸められ、肌を傷つけることはない。
傷つくのは、あなたのプライドだけだ。

Lathe Work

"Restraint is the purest form of trust."

拘束とは、最も純粋な信頼の形である。

03. Eternal Object

革は朽ち、縄は解ける。
しかし、金属は朽ちない。
PVDコーティングによって与えられた色彩(コード)は、
その関係性が一時の遊びではなく、魂の属性であることを証明する。

この作品は、一度手に入れれば、あなたの生涯に寄り添う。
あるいは、あなたがいなくなった後も、その輝きを失わないだろう。
それは、所有欲という感情を、物理的に結晶化させたものである。

Finished Art